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五十肩の原因
五十肩になる原因は、実はまだはっきりとは解明されていません。ただ、これまでの経緯から、腕を上げた状態で長時間作業をしたあとに発症しやすい病気だということがわかっています。
特に、大掃除などで高い場所を拭き続けた後や、高い樹木の手入れをした後などに発症することがよくあります。他には、重い物を持ち上げようとした瞬間や、ゴルフのスイングなどの途中で急に激痛が起こり、それ以降に肩を動かす度に痛むようになったというケースも多いようです。更には、打ち身をしたことから五十肩になったという例もあります。
五十肩が発症するメカニズムについてですが、そもそも肩はかなり複雑な構造をしており、前後・左右に動く他にほぼ360度にわたって回転もする、人体の関節の中で最も広く動く関節です。
肩関節とは、腕の骨である「上腕骨」と、「肩甲骨」とのつなぎ目のことで、上腕骨の上端にある丸い「骨頭」は肩甲骨のくぼみにはまっています。更に、肩甲骨と鎖骨はいくつもの靭帯でつながっており、筋肉はそれぞれ、コラーゲンの線維から成る「腱」によって、骨と連結されています。この腱板は、関節を安定させるために役立っているのですが、この「腱板」が五十肩の発症にかかわっているとされています。
五十肩を体操で治す